仕事って楽しめるの?

仕事が楽しめる人は生活も充実している?!

生活における楽しみと仕事との関係

生活をするためには仕事をして収入を得る必要があります。収入がなければ生活は成り立たないわけです。では、仕事をするために生きているのかと言えば、決してそうではありません。そこには何かしらの楽しみを求めているものです。それではその楽しみとは、仕事とは全く関係のないものでしょうか。

好きなことだけをして暮らせるとしたら、それで人生は幸せなのかを考えてみます。仕事をしなくても暮らせるほどのお金があり、毎日好きなことをして良いとなると何をするのでしょう。面白いことに、多くの人はその好きなことに作業性のあるものを選んでいます。つまり報酬に結びつくわけではありませんが、何かしらを生み出す生産性のあることを行うようになるのです。そしてそのような作業を行っている時に、幸せを感じていると考えられます。これは自分が属する社会において、何かしらの貢献となるような行為をしたいという欲求の表れとみなされます。そしてそれが報酬に結びついたものが仕事です。

つまり人は、仕事というものを楽しみとして捉えるということが分かります。けれども多くの人はそれを苦痛にも似たものと感じています。その理由は、仕事が生活のために必要な労働となっているからです。つまり報酬とは関係のない仕事であれば、純粋に楽しむことができると考えられます。ここから分かることは、報酬を気にせずに行う仕事であれば多くの人は楽しんで行うことができるということでかもしれません。